ヨドバシ梅田タワー
当初の建設計画では、地下部分の防水対策として排水ポンプと二重壁の設置が予定されていました。しかし、この方法では維持管理コストが高くなることから、施工業者である五洋建設は他の解決策を検討することにしました。
詳細な分析の結果、プロジェクトチームは外部防水にXypex製品と「先付け工法(サキヅケ工法)」を採用することを決定しました。この工法では、不織布マットを外壁に取り付け、その上からXypexコンセントレートを直接吹き付けるという手順で、合計7,616kgの製品が使用されました。
この施工により、Xypexの有効成分がコンクリート基礎壁内に拡散・浸透し、不溶性の結晶構造を形成しました。これにより、コンクリートは内部から恒久的に防水・耐薬品性を持つようになり、最大0.5mmまでの静的ひび割れを自己修復する能力も備わりました。
目地のシールには、Xypexの結晶化防水技術を用いた速硬性油圧セメントミックスであるXypexパッチン・プラグを1,632kg使用しました。これにより、地下階への確実かつ永続的な防水・保護が実現されました。
プロジェクトチームの効率性への揺るぎない取り組みと、独自のXypex結晶化技術という戦略的な選択のおかげで、新タワーの建設は当初の予定よりも数ヶ月早い2019年11月に完了しました。







